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2014.10.21 Tuesday

楽器を吹くときの口の形(アンブシュア)

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    楽器を吹くときの口の形、口の中の状態をアンブシュアと言います。オーボエの演奏においてもアンブシュアはとても大切ですから、鏡で自分の口を見ながら練習してください。

    アンブシュアのチェックポイント

    (1)リードの先端を下唇の中央に軽く当て、そのまま下唇を巻き込むようにくわえます。

    (2)上唇は軽く巻いた形でリードに上から添えます。リードを噛むというよりも、下唇にリードを当て、上唇はリードを支え固定するといった感覚です。上唇にリードを押さえつけるような状態になってはいけません。

    (3)ケーンの1/3から1/2くらいが隠れる深さでくわえます。

    (4)口全体の形は、左右に開き過ぎないように、ちょうど「エ」と発音するときの口の形を意識してください。「イ」の発音のように左右に引くのではなく、また、「ウ」の発音のように口をすぼめてもいけません。

    (5)あごは軽く下に引きます。この時、あごの先端部分に「梅干シワ」ができないように注意しましょう。

    (6)喉を開いて息の通りをよくしましょう。


    呼吸法について

    オーボエは細いリードを通して音を出します。音を出すには空気を大きく吸い込み、高い圧力の空気をリードに送らなければリードが振動してくれません。楽器を通過する空気自体は少ないのですが、吹くためには大量の息が必要なのです。

    息継ぎをするときは肺の中に余った古くなった空気を捨て、新しい空気を吸い込みます。このときの呼吸を「腹式呼吸」と呼びますが、逆に「胸式呼吸」にならないように気を付けましょう。

    腹式呼吸にする要領を掴む方法を説明します。
    まずは床に仰向けに寝てください。この状態で腰に手を当てて呼吸してみます。すると、お腹が大きく膨らむのが分かると思います。この時の呼吸が腹式呼吸です。オーボエを吹くときには肩が上がらないように注意しましょう。肩が上がると胸式呼吸になってしまいますから。


    腹式呼吸の練習方法

    (1)肺の中に残っている空気を全て吐き出します。

    (2)鼻からゆっくりと空気を吸い込みます。このとき、下腹に力を入れて深く吸い込みます。まるで下腹に肺があるようなイメージを持つと上手くいきます。腰に手を当てて大きくお腹が膨らむのを確認してください。

    (3)もうこれ以上吸えないところまで空気を吸ったら息を止めます。

    (4)上下の歯を合わせたまま、唇だけ開いて歯の隙間から息を吐き出します。このようにして息を吐き出すと「ツー」という音が出ます。この音が揺れないように、出来るだけ長い時間まっすぐに息を吐き出します。息を吐いている間もずっとお腹が膨らんだ状態を保つようにしましょう。

    (5)これ以上、真っ直ぐに息を出せないところまできたら息を止めます。音がフェードアウトしてしまうのではなく、真っ直ぐ伸ばしている状態でピタっと息を止めます。


    演奏の途中で息継ぎをするときは、リードをくわえたままアンブシュアの形を崩さないように、唇の左右から余った空気を捨てます。次は空気をお腹まで大きく吸い込みましょう。

     
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