| main | オーボエ 各部の名称とアクセサリー >>
2014.07.29 Tuesday

オーボエの基礎知識

0
     

    オーボエの歴史



    オーボエのルーツは古代エジプトの壁画に登場する「葦笛」と言われています。

    その後、「ショーム」という屋外で使われる楽器に進化し、17世紀のフランス宮廷で室内音楽用に改良されました。

    現在の形になったのは19世紀になってからで、パリ音楽院で認められたことから広まったようです。ですから、世界中で使われているオーボエのほとんどがフランス製で、これは「コンセルヴァトワール式」と呼ばれています。

    それ以外のものはウィーンで使われている「ウィンナー・オーボエ」が知られています。

     


    オーボエの種類



    オーボエの種類は以下の6種類です。

    .潺絅璽奪函複釘鵝変ホ調)
    ▲ーボエ(C:ハ調)
    オーボエ・ダモーレ(A:イ調)
    ぅぅ鵐哀螢奪轡紂Ε曠襯鵝複董Д慊粥
    ゥ丱后Εーボエ(C:ハ調)
    Ε悒奪吋襯侫ン(C:ハ調)

    この中で、一般に吹奏楽や管弦楽で使われるのは「オーボエ」と「イングリッシュ・ホルン」です。

     


    オーボエの材質



    オーボエの本体は、多くの場合「グラナディラ」という黒い木で作られています。なかにはキングウッドやローズウッドなどの茶色い木で作られているものもあるのですが、それらは室内楽向きなので、吹奏楽で使う場合にはグラナディラのオーボエが使われています。

     


    オーボエのキーシステム



    同じオーボエでもキーのシステムには2通りあります。

    (1)セミオートマチック
    (2)フルオートマチック

    この2つの違いはどこにあるのかというと、それはオクターブを変化させるオクターブキーです。オーボエというのは、2オクターブ半の音域に対して「第1」「第2」「第3」の3種類のオクターブキーがあります。

    セミオートマチックではこの3つのオクターブキーを使いますが、フルオートマチックでは第1オクターブキーが第1と第2の両方の役割を持っているため、第2オクターブキーがありません。

    ということは、フルオートマチックのほうがキー操作が少ないので演奏しやすい構造になっています。ですがマイナス面もあります。演奏はしやすいのですが、システムが複雑になっているため、楽器が重いし音のチューニングが狂いやすいという弱点があるのです。

    ですから、初心者の方にはセミオートマチックのほうが扱いやすいです。

     

    オーボエの音域



    オーボエの最低音はB♭(シ♭)です。一方、最高音はA(ラ)とは言われますが、ここまで使用することはほとんどなく、一般的にはF♯(ファ♯)までの音が出せれば演奏に困ることはありません。



     
    コメント
    コメントする